コーヒーは体に悪いからやめた、とか、体に良いから玄米にしている、というお声を良くききます。
薬膳の考え方の様に、食べ物には薬効がありますので、
世間一般の評判より自分に合う合わないを一番に考え、何を取るべきか、の参考にして下さいね。
コーヒー、体に良いの?
コーヒーが体に悪いとされているのはカフェインによる中枢刺激作用と血圧上昇作用です。
どこかで興奮的な作用は人種差があり、日本人は欧米人の1/4と聞きましたので
(細かい数字、間違えていたらすみません)
1日1、2杯程度なら気にしなくても良いかな、と思われます。
血圧上昇も、著しく高い血圧の方や梗塞系の疾患をお持ちの方以外は、
気にしなくても良いのではないでしょうか。
ただやはり中枢への作用は脳の発達途中の胎児や子供には悪いと思いますので、
妊婦さんやお子さんは控え下さい。
また、コーヒーは肝臓に対する良い作用も解ってきていますので、
肝臓が心配な方は、その辺りの情報を調べて適度に取り入れてください。
玄米、体に悪いの?
そして、玄米の良いと言われている理由は
豊富なビタミン、ミネラルと食物繊維になるかとおもいます。
また、良く噛むようになる事で健康増進も期待できます。
これだけの情報ですと、とても良いのですが、
残念ながら玄米は白米の外側に膜がありますので、吸収は悪くなってしまいます。
なのでメタボの方には、それもまた良いかもしれませんが、
胃腸が弱く消化能力が落ちている方や発育不良気味のお子さんには合わない食材と言えます。
30回以上噛んで食べるか、時間のない方はおとなしく胚芽米か七分つきくらいにしましょう。
また、玄米は無農薬や減農薬栽培での購入をオススメします。
とにかく食べ物と侮っては痛い目にあいます。
食事は毎日の事なので、ちょっと合わない事していると、
日々体が不健康な方向へ行ってしまうのでお気を付け下さいね。